(上記は、リフォーム産業新聞2020年12月28日号掲載 ※...
(上記は、リフォーム産業新聞2020年12月28日号掲載 ※抜粋版)。
https://www.reform-online.jp/
(上記は、リフォーム産業新聞2020年12月28日号掲載 ※抜粋版)。 当社代表による寄稿原稿の完全版 外壁塗装の三和ペイント(大阪本社)。「教育は企業の義務」だと捉え、創業期から様々な研修に取り組む同社。代表自らが講師役を務め、自立型・自動巻き人材の育成に励む、その考え方やそのメソッドに迫る! 研修は創業期から。様々なテーマごとに効果性を検証し、多くの教育/研修を対象者別に実施してきました。研修後、メンバーはいつも通りの調子を取り戻したり、はたまた300%成長するメンバーもあったりと一定の効果はあります。しかし、時間が経過し関わりが弱くなるとパフォーマンスが落ちてしまう。「やはり本質ではないな」と感じるようになりました。短期的なやり方を変化させたとしても、その人の根本変わりません。では何が必要なのかを考えると、やはりピラミッド的思考です。土台から一貫した、目的・目標・計画・実践を自ら修められる人材を育てていく必要があると思います。 研修の在り方をアップデートしたい。そう思い社外に情報を取りに行きました。様々な学びがあり、吸収したことを真似や、当社なりにカスタマイズして多様の研修を私自ら行ってきました。そして一つの集大成が「ピットイン研修」と名付け運用しています。私自らが講師役を務め、3日間びっちりのカリキュラムを設計しています。最近19回目を終え、次回20回目。3年は継続するぞと決め取り組んでいます。 様々な研修をすることで組織がどう変化するか?表層的かもしれませんが、共通言語や共通認識っていうのは確実に高まります。なぜなら画一的に全員がシャワーのように刷り込まれますので(笑)。今後は人事部が主導で研修を回すとか、マネージャーの教育レベルを上げるための研修を実施したいと考えています。研修の本質は、詰まるところ人は動機があるものに対してでしかパフォーマンスは出ない。逆に言うと動機がないものはさせない。動機付けさせるためにどう働きかけをするかが重要だと考えています。私の考えとして教育は企業の義務であるって思っています。社員視点で言えば、働く報酬とは、「給与」×「成長」の2軸と考えています。「経験」→「成長」→「報酬」この経験と成長の機会提供(継続学習)が企業側(経営者)の義務と考えています。 木原史貴(きはら ふみたか) 「EO(Entrepreneurs' Organization/起業家機構)」の理事も務め社内外で学びに奮闘。 上記原稿は「リフォーム産業新聞」2020年12月28日号掲載の完全版です。
https://www.reform-online.jp/自立型・自動巻き人材とは
私が考える育成のゴール、それは”自立型・自動巻き人材”です。分かりやすくいうと働く本人が仕事に動機付けされ、自分の自己実現のために、何に取組みどう成長したいかを自らが考え行動することを理想とします。また自立するということは、セルフコントロールができるということです。目的、目標、意識、感情、行動管理を指しますが、これがコントロールできる人材はどの業種でも活躍されていると感じます。研修をアップデートさせる
研修メソッドは8つの要素を組合せ実施していますが、今期取り入れているのはホイールワークです。「ホイール・オブ・ライフ」とも表現されますが、5つの欲求バランスを調べ、人生でのニーズを抽出し、その凸凹を自己認識する。ガタガタのホイールでは遠くにスムーズにいけない。バランスが良いホイールだとスムーズに行ける。トータルバランスを高めていく生き方こそが、結局幸せな状態であると知覚共有する内容です。
また研修後も大切です。人事部と研修でリーダーを務めたメンバーが主となり継続学習をします。やはり研修して終わりだと記憶から消えてしまいますから。忘却の法則から逆算をして3カ月に1回必ず定点観測をし、再度目標と行動のブラッシュアップするっていうフォローアップ体制も整えています。研修の本質と効果
三和ペイント株式会社 代表取締役社長
2007年創業。外壁塗装を専門とし、現在全国20ヵ所で事業を展開。
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