(上記は、リフォーム産業新聞2020年12月28日号掲載 ※...
新築から年数も経てば、住まいのさまざまな場所に経年劣化は見られます。その中でも、今回注目するのは外壁や屋根に現れる「カビやコケ」です。湿度の高い場所や、日当たりの良くない場所に現れるカビやコケ。どんな場所に発生しやすいのか。そして、どんな症状があるのかレベル別でお伝えします。
新築から年数も経てば、住まいのさまざまな場所に経年劣化は見られます。その中でも、今回注目するのは外壁や屋根に現れる「カビやコケ」です。湿度の高い場所や、日当たりの良くない場所に現れるカビやコケ。どんな場所に発生しやすいのか。そして、どんな症状があるのかレベル別でお伝えします。 カビやコケは、どんなところに発生しているイメージが多いでしょうか?室内でいうとお風呂やトイレ、キッチンなどの水回り。外回りでいうと、北面や水路の近くの外壁に発生しているイメージですよね。外壁リフォームを考える際に見て頂きたいポイントをご紹介します。 ■水路の近く ■森の近く ■日当たりの悪い場所 カビやコケが発生しやすい場所だったとしても、住まいの立地は変えられません。だからこそ、住まいを長く大切に守っていくためには外壁・屋根リフォームのサインを早く見つけてあげることが大切です。ここでは、外壁・屋根の傷みをレベルに分けて、検討サインをご紹介します。 ■レベル1 「屋根のコケ」 屋根の端部分にコケが繁殖しているのが分かりますか?もう雨水を弾いておらず、水を吸い込んでいるサインです。外壁よりも早く傷む屋根を見ることで、外壁・屋根リフォームのサインを見つけましょう。 ■レベル2 「外壁のカビ&コケ」 先ほど記したような“カビやコケの症状が出やすい立地”でもお話したとおり、湿度が高い場所では外壁が劣化しやすいです。「数年前から気になっていたんだけど」という声もあるものの、果たしてカビ・コケが除去できるのかわからず放置ということもあります。 放置している期間が長くなると、塗装だけでなく建材そのものが傷み始めていきます。上記写真のように、亀裂にカビが侵入していたり、腐食し始めて少し欠けていたり、一刻も早く外壁・屋根リフォームが必要な状態です。 また「自分で高圧洗浄したらキレイになるから、塗装はしばらくいいや!」という声もありますが、塗装をせずに高圧洗浄のみで汚れを落とすのは危険。これだけカビやコケが繁殖していると、もう外壁を守る塗装の防水機能はほとんど低下しています。汚れは除去できても、またすぐにカビ・コケが付着し傷みが進行しますので外壁・屋根リフォームを検討してみてくださいね! ■レベル3 「外壁の腐食」 あまりに傷みすぎると、塗装ではなく外壁の建材そのものが傷んでしまいます。傷んだ外壁は、もとには戻りませんし脆くなってしまうため、塗装が手遅れになるケースも。この状態になると、外壁の傷んでいる部分を削ってパテと呼ばれるセメント状のものを詰めてから塗装をする方法と、外壁自体を張り替える方法の2つに分かれます。 このように、カビやコケの大好物である水や湿気は、外壁や屋根、塗装自体の大敵です。症状が出ている場合は「もうそろそろ外壁塗装を検討する時期だよ!」と住まいがSOSを出しているサインですので、お悩みの方はこの機会にこれからの住まいの外壁・屋根リフォームのことをご家族で話してみてはいかがでしょうか? 三和ペイントでは、「カビ・コケ」でお困りの住まいも 以下のどれかが当てはまれば、外壁・屋根リフォームも検討サインです。ご家族でチェックしてみてください!カビ・コケの大好物は水
用水路とまではいきませんが、小川の近くに住まいがあったり、滝が近くにある場合、カビが生えやすいです。外壁・屋根など住まいの大敵は「水・湿気」。ずっと湿気が溜まりやすく尚且つ乾燥しづらいとカビが繁殖してしまいます。
近くに森や雑草等が密集している場所は、コケが生えやすいです。コケのもととなるのは、シダ植物やコケ植物が飛ばす胞子。風に揺られて外壁についた胞子は、日が当たる部分では成長しませんが、日影は繁殖するのにもってこいの立地です。
日が当たりづらい住まいの北側の外壁は、緑っぽくコケが繁殖している状態を外壁の点検で見かけます。コケの範囲も広く、住まわれている方も気にかけることが多いそう。この状態が進むと、外壁の塗膜自体を傷めつけてしまうため傷みの進行が早くなります。カビ・コケを見つけたら、外壁・屋根リフォーム検討のサイン
屋根は一番劣化しやすいところ。特に、セメントを主原料とした薄さ5mm程度のスレート瓦や、断面がデコボコしているタイプの洋瓦は防水機能が劣化すると雨を直接受けてしまいます。そのまま放置しておくと…
このような状態の場合、「この上から本当に塗装できるの?」と聞かれることもあります。この状態の際は、高圧洗浄で表面のカビ・コケを洗い落とし、下地強化機能のある下塗り塗料を使う必要があります。
対応しております。
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