(上記は、リフォーム産業新聞2020年12月28日号掲載 ※...
新築から年数も経てば、住まいのさまざまな場所に経年劣化は見られます。その中でも、今回注目するのは外壁に現れる「色あせ」です。屋根よりも色あせは目立ちにくいですが、新築時よりも外壁の光沢がなくなり色あせは確実に進行しています。色あせの傷み写真をもとに、レベル別でお話しします。
新築から年数も経てば、住まいのさまざまな場所に経年劣化は見られます。その中でも、今回注目するのは外壁に現れる「色あせ」です。屋根よりも色あせは目立ちにくいですが、新築時よりも外壁の光沢がなくなり色あせは確実に進行しています。色あせの傷み写真をもとに、レベル別でお話しします。 住まいは年数が経過すると、新築時の色が褪せてしまいます。太陽の日差しを浴びているため、紫外線で表面の塗膜が傷んでしまうからです。ただ、色褪せが進行してきてもどんな状況になると「外壁塗装を検討した方がいいのか?」は知らない方も多いはず。今回は、色あせの症状が目立ちやすいサイディング外壁(サイディングへリンク)で、色あせの傷み度合いを見てみます。 ■レベル1 新築時より艶感がなくなってきた 新築時は、太陽の光があたると少し反射するくらい艶のある場合が多いサイディング外壁。築7、8年では“傷みが分かりづらい”という印象が強いものの10年近くになると色あせが目で分かるようになっていきます。写真のように、外壁の艶感がなくなり、サイディング外壁を留めていた釘が分かるようになってくると色あせが進行しているサインです。 また、上の写真のように近くで見ると真ん中あたりが赤茶からすこし白っぽく退色していることが分かります。普段は気にせず見ている外壁でも、しっかり見ると傷みに気付けるもの。このくらいの色あせが始まると、外壁は「もうそろそろ外壁塗装を考え始める時期だよ」とサインを出してくれています。 ■レベル2 明らかに外壁が白っぽくなっている レベル1の状態を放置してしまうと、色あせは進行し上の写真のような状態になってしまいます。遠くから見ても近くから見ても、本来のグレーだった外壁の色が白っぽく色あせてしまっているのがお分かりいただけますでしょうか?この状態の外壁は「もう水を弾く機能はなくなっています…」とSOSを出してします。このまま放置すると外壁が反ってきたり、亀裂が走ってしまったりと劣化は進行していきます。外壁塗装を必ず検討すべき時期となりますので、早急に診断・見積もりから始めていきましょう。 ■レベル3 白い粉がつく・雨がしみ込んでいる この写真は、築20年の大手ハウスメーカーさんの住まいです。朝に雨が降った様子ですが、外壁を見てみると雨がしみ込んでいることが分かります。本来、外壁・屋根は紫外線や雨から住まいを守るためにあるもの。しかし、雨がしみ込んでしまっては雨漏りの危険性があります。この状態の外壁は「水を吸収し、外壁材自体が悪くなってしまう…」というSOSを出してくれています。早急に外壁塗装が必要な段階です。 晴れている日は、上の写真のように手で触ると白っぽい粉がつく現象が起きます。塗料の劣化が進み、顔料が粉になっている状態。つまり、塗料の防水機能が失われている状態です。雨の日・晴れの日ともに傷んでいると顕著に症状が現れるもの。これからも大切に住んでいく住まいであれば必ず塗装が必要です。専門スタッフに診断を依頼し、対応を一緒に考えることをおすすめします。 このように、外壁塗装をすると艶と防水機能を復活させることができます。ここでは、色あせでお困りの物件のビフォーアフターをご紹介します。 上の写真のように、色あせは経年劣化によってどの住まいにも起こる症状です。症状が出ている場合は「もうそろそろ外壁塗装を検討する時期だよ!」と住まいがSOSを出しているサインですので、お悩みの方はこの機会にこれからの住まいの外壁リフォームのことをご家族で話してみてはいかがでしょうか? 三和ペイントでは「色あせ」でお困りの住まいも対応しております。 以下のどれかに当てはまれば、外壁リフォームの検討サインです。ご家族でチェックしてみてください!サイディング外壁の色あせレベル
色あせしてしまった物件の外壁塗装ビフォーアフター
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