屋根の塗装で費用対効果が良いのは?屋根の塗料の種類と効果を徹底解説!

2020.11.23 17:00

屋根の塗装で費用対効果が良いのは?屋根の塗料の種類と効果を徹底解説!イメージ

屋根の塗装で使用する塗料の種類と効果について、はじめて塗装を検討している方はどんな塗料を使うの?どんな効果があるの?と気になっていませんか?屋根の塗装は屋根の見栄えを回復する美観性向上と、防水機能を保持し屋根材の劣化を防ぐ効果があります。しかし屋根の塗装に使う塗料には複数の種類があり、どれも価格や耐久年数が違うことをご存知でしょうか。「どの塗料も同じじゃないの?」と、間違った選択をしてしまうかもしれません。この記事では屋根の塗装で使用する塗料の種類と効果をわかりやすくご説明します。

屋根の塗装で使用する塗料の種類と効果について

はじめに屋根の塗装で使用する塗料の種類と効果を解説していきます。
屋根の塗装に使う塗料は以下の4つがあります。

  • シリコン塗料
  • フッソ塗料
  • 遮熱シリコン塗料
  • 遮熱フッソ塗料

塗料の種類① シリコン塗料について

4つの塗料で最も費用対効果が良いのがシリコン塗料です。
耐久年数は約10年~12年程度です。シリコン塗料は湿気を通しやすいため、カビやコケなどが発生しにくく耐久性が高いのが特徴です。また、セラミック成分配合の塗料タイプだと汚れがつきにくいためメンテナンス費用を抑えることができます。結果的に耐久年数と費用のバランスが良く、一般的に広く普及している塗料になります。デメリットしては、シリコン塗料は塗膜が硬く地震などの振動でひび割れを起こしやすいことです。

塗料の種類② フッソ塗料について

フッソ塗料は最も耐久年数が長い塗料で、費用は高めですが耐久年数は約12年~15年程度です。親水性や防藻成が高く、汚れが付着しにくく、カビやコケも生えずらいです。また、耐候性も良いため紫外線や熱にも強いのが特徴です。高価ですが耐久性が高く、塗装の手間・メンテナンスの頻度を減らしたい方にオススメです。
費用面では、シリコンより耐久年数が長いため長期間で考えた場合、耐久年数が低い塗料よりも塗装の回数は抑えられるため、その他諸費用含めると1年あたりのコストは安くなります。
例えば30年間を想定し、10年に1回の施工を実施した場合、フッソ塗料は1回につき耐久年数が12~15年程度で2回130万円の施工をすると260万円の費用がかかります。しかし、シリコン塗料は1回につき耐久年数が10年~12年で3回100万円の施工をすると300万円の費用がかかります。このようにフッソ塗料の方が長期間を想定した場合、40万円もお得になることがわかります。三和ペイントには、無料で概算費用がわかるシミュレーションをご用意していますのでぜひ参考にご利用ください。

塗料の種類③ 遮熱塗料について

遮熱塗料にもシリコン・フッソ塗料があります。基本的に耐久年数はそれぞれ上記の通常の塗料とほとんど差はありません。遮熱効果が含まれた塗料になります。メリットとしては、遮熱効果で室温の上昇抑制効果で冷暖房を節約することができ節電やエコにつながることです。また、耐熱性にも優れているため屋根材の経年劣化を軽減する効果もあります。デメリットは遮熱機能がある分、費用は上記塗料よりも高くなります。また、外からの遮熱は防ぎますが、内部からの断熱効果は得られないことです。
このようなことから遮熱塗料は、三階建てで紫外線に当たりやすい住宅や、金属屋根を使用している住宅、気温差のある地域の方などにオススメです。

塗料の種類を選ぶときの注意点

ここまでは屋根の塗装で使用する塗料の種類と効果について紹介してきました。次は塗料の種類を選ぶときの注意点を解説します。屋根は紫外線や雨風にさらされるため外壁よりも劣化が早まります。ではどうすれば屋根と外壁の耐久性に差をつけなくて済むのか?その対策方法は簡単です。それは屋根の塗装に使う塗料のグレードを一つ上げることです。こうすることで外壁の塗装と劣化の進行が同じになり、結果的に一緒の時期に屋根の塗装工事をすることができます。外壁と屋根の塗装に差が出ると住まいの見栄えが変わり、塗装工事を2回に分けて施工するなど費用がかさむことになります。これらを防ぐためにもなるべく塗料の耐久年数を考慮して屋根の塗料を選択されることをオススメします。

屋根の塗装での費用対効果、塗料の種類と効果のまとめ

今回は屋根の塗装での費用対効果と使用する塗料の種類と効果を解説してきました。
上記をまとめると、

  1. 屋根の塗料には3つのタイプがある(シリコン塗料・フッソ塗料・遮熱塗料)
  2. 耐久年数と費用のバランスがよいのはシリコン塗料
  3. 高価だが耐久性が高い分、メンテナンスの回数を減らすことができ費用対効果が良いのはフッソ塗料
  4. 外壁と屋根の塗料を同一時期にメンテナンスするには屋根塗料のグレードを上げること

このように同じ屋根の塗料でも種類によって費用や耐久年数が変わることをご理解いただけたと思います。今回の記事を参考にお客様の住まいに合った屋根の塗料選びで失敗をする確率はグッと減ると思います。
屋根は外壁と耐久性に差が出る傾向があるため、外壁・屋根の塗装専門業者の三和ペイントがしっかりと現地調査と無料見積を行いますので、屋根の塗装でお困りの方、ご検討中の方はご相談ください。お客様の住まいに合った塗料をご提案させていただきます。

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